コロナ感染症でお亡くなりになられた場合は、感染防止対策費用が必要になり、想像以上に葬儀費用が高額となります。このような問題を解決するために、各自治体でコロナ補助金制度が整えられてきています。有効活用して葬儀費用の負担を抑えましょう。
この記事では、葬儀費用を支援するコロナ補助金について詳しく解説します。
まずは、コロナ補助金について詳しく解説します。
コロナ補助金の目的は、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方の葬儀費用の負担を軽減するための補助金です。感染防止対策としてかかった費用を補助してもらえます。
新型コロナウイルス感染拡大の予期せぬ出来事で混乱を招く中、お亡くなりになられた場合には、葬儀費用に感染防止対策費用が上乗せされてしまいます。
接触感染を防止するためにご遺体を納体袋に入れたり、会場や寝台車、霊柩車などのアルコール消毒を徹底したりしなければいけません。また、葬儀スタッフは感染リスクに侵されながら業務に当たるため、通常よりも人件費が高くなります。
新型コロナウイルス感染でお亡くなりになられて、葬儀費用も高くなれば、精神的にも経済的にも負担となります。コロナ補助金は、このような方を支援するために誕生した補助金制度です。
葬儀費用を支援するコロナ補助金は、申請しなければ受給できません。また、補助してもらえるのは、感染防止対策費用として必要となった金額のみです。葬儀費用を補助してもらえるものではないため気をつけてください。
また、各自治体に応じて実施状況は異なります。補助金制度が用意されていない自治体の方が多いです。
次にコロナ補助金の申請方法をご紹介します。
申請対象者は、新型コロナウイルス感染症で死亡した方です。また、自治体が管轄する住所に住んでいる方が対象となります。2020年度で支払った葬儀費用(感染防止対策費用)も対象となります。
各自治体に応じて補助額は異なりますが、上限額10万円~20万円と定められているケースが多いです。気になる方は、お住まいの住所を管轄する自治体の公式ホームページをご確認ください。
必要書類を準備して、自治体窓口で申請をします。申請から結果までは時間を要して、通知にて補助金受給は知らされます。
【必要書類】
・コロナ補助金 申請書
・死亡診断書(死体検案書)のコピー
・葬儀費用の明細書
・本人確認証明書
・振込口座の通帳の写し
・委任状
新型コロナウイルス感染拡大により、お亡くなりになられた場合は、通常の葬儀費用に感染防止対策費用が上乗せされます。この負担を減らすための補助金制度が登場しました。
有効活用すれば、葬儀費用の負担を抑えられます。ぜひ、お住まいの地域の自治体に制度が設けられていないかを確認して申請してみてください。
葬儀の知識やマナーなどのオリジナルコラムも配信しています。