四十九日法要の喪主の挨拶に関して悩まれる方は多くいますが、文章を読み上げても構いません。従って、喪主の挨拶に不安を感じる方は、挨拶文を準備しておきましょう。
この記事では、四十九日法要の挨拶例文をまとめました。例文を活用すれば、喪主を務めることになった方も、安心して挨拶ができるはずです。ぜひ、挨拶例文を参考になさってください。
四十九日法要の始まりは喪主が仕切ります。僧侶を祭壇へ案内して、参列者が揃っているかを確認した上で挨拶をします。
【挨拶例文】本日は、お忙しい中ご参列を頂きまして、誠にありがとうございます。只今より、故xxの四十九日法要を始めさせていただきます。それでは、ご住職様よろしくお願い致します。
四十九日法要が終わったら、喪主が挨拶します。会食を用意している場合は、そちらへ案内します。
【挨拶例文】本日は、お忙しい中、故xxの四十九日法要にご参列を頂きまして、誠にありがとうございました。皆さまのおかげで無事に、法要の儀を行うことができましたことを、心よりお礼申し上げます。今後とも、暖かいご厚誼を賜わりますようお願い致します。
ささやかではございますが、お食事をご用意致しましたので、お時間の許す限り、ごゆっくりとお過ごし頂ければと存じます。本日は、ありがとうございました。
会食の場を設けた場合は、献杯の声掛けをします。献杯の掛け声は、喪主以外の方でも良いとされています。
【挨拶例文】本日は、お忙しい中、お集り頂きまして誠にありがとうございました。お蔭様で無事に四十九日法要を済ませることができました。懐かしい皆様に囲まれて、父も喜んでいることでしょう。この席では、故人が好きだったお酒を味わいながら、故人を偲びたいと思っています。それでは、献杯の音頭をとらせて頂きます。皆様、ご唱和ください。献杯。
法要会食は、1時間~2時間程度でお開きをします。参列者の食事の進み具合を確認しながら、最適なタイミングで挨拶をするようにしましょう。
【【挨拶例文】本日は、お忙しい中、ご参列を頂きまして誠にありがとうございました。xxも喜んでいる方と思います。もっと、思い出話をお聞きしたいところでございますが、これにて、会食お開きとさせていただきます。
至らぬ部分もあるかと思いますが、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い致します。本日は、本当にありがとうございました。
お布施を渡すタイミングに、僧侶に挨拶をします。お布施を渡すタイミングは(1)法要前に打ち合わせをするとき(2)法要終了を終えたとき(3)法要会食を終えたときのどちらかです。お布施を渡すタイミングによって挨拶は変わります。
【挨拶例文】
(1)この度の法要、どうぞ宜しくお願い致します。
(2)本日はありがとうございました。お布施をお納めください。
(3)本日は、最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。心ばかりではございますが、どうぞお布施をお納めください。今後とも宜しくお願いします。
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