葬儀の流れ

妊婦の場合に葬儀の喪主を務めるべき?喪主代理を頼める?

配偶者が亡くなった場合は、配偶者が喪主を務めるのが一般的です。

しかし、配偶者が妊娠期間中である場合もあるでしょう。このような場合は、妊婦が喪主を務めるべきなのでしょうか?喪主代理を頼めるのでしょうか?この記事では、これらの疑問について回答していきます。

妊婦でも葬儀の喪主を務めるべき?

結論から説明すると、妊婦の場合はご自身の体調を第一優先で考えて構いません。お腹に宿る新たな生命を大切にして、母子共に健康で出産を終えることが故人様の望みでもあるでしょう。

ご両親や親族の方などに喪主の代理を依頼できます。そのため、妊婦は体調を第一優先に考えてください。

法律で誰が喪主を務めるべきか定められていない

葬儀の喪主は誰が務めるべきか法律で定められていません。一般的には「配偶者」「子供」「両親」の血縁の順番で喪主は誰が務めるべきかを考えていきます。しかし、義務ではありません。

妊婦の喪主代理は誰に務めてもらうべき?

喪主代理を依頼する場合は、誰に依頼すべきなのでしょうか?次に喪主代理の選び方について解説します。

故人様と縁の深い人

喪主代理とは、喪主の役割を代理で務めることをいいます。しかし、葬儀形式やプラン内容を独断で決めることはできません。

喪主代理は故人様や喪主の方の意向を汲み取りながら、葬儀を行っていかなくてはいけません。そのため、故人様と縁が深く、どのような人柄であったかを知っている人に依頼した方がよいです。

葬儀に関する知識を持っている人

喪主の代理をお任せする場合は、葬儀に関する知識を持っている人に依頼すると安心です。喪主を務めた経験がある方であれば、滞りなく葬儀を行ってくれるはずです。そのため、人生経験を豊富に持つ方に依頼をしましょう。

相談しやすい人

喪主の方が相談しやすい人に喪主代理を依頼しましょう。喪主代理を立てても、喪主は葬儀形式やプランなどを一緒に相談しながら決めていかなければいけません。そのため、話がしやすい人に喪主代理を依頼するようにしましょう。

妊婦は自身の体調を最優先しよう

妊婦は妊娠周期に応じて体調が変動します。そのため、喪主を断っても構いません。喪主代理を立てることもできます。

喪主代理を依頼する場合は、故人様の人柄を知っており、葬儀に関する知識を持っている人に依頼するようにしましょう。適切な人を喪主代理に依頼すれば、とても安心できるはずです。ぜひ、参考にしてみてください。

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