お彼岸の期間中にお墓参りをするのは、日本独自の風習です。実家に帰省する方もいるでしょう。しかし、コロナ禍ではお彼岸を理由に帰省してよいのでしょうか?この記事では、コロナ禍のお彼岸で帰省する際の注意点について詳しく解説します。
結論から説明すると、コロナ禍の帰省は自己責任です。長引くコロナ期間で帰省する派と帰省しない派で大きく分かれるようになりました。それぞれの立場の意見をご紹介するので、お彼岸に帰省するかの参考にしてみてください。
・「感染者が少ない地域から地域なので、帰省しようと思います。」
・「同じ県内に住んでいるため、車で移動して帰省しようと思います。」
・「長引くコロナ期間で孫の顔を見せられていないため、そろそろ帰省しようと思います。」
・「新幹線で5時間程度かかるため、帰省は控えようと思います。」
・「高齢の両親に感染させたら悪いので、コロナ収束するまで帰省は控えます。」
・「両親が東京に住んでいるため、帰省は考えていません。」
帰省する派と帰省しない派の意見から分かるのは、県境をまたぐ移動は自粛する人が多いようです。県境をまたぐ移動は、他の地域にコロナ感染拡大させてしまう恐れがあります。他の方に迷惑をかけないように配慮しながら、お彼岸を過ごす方が多いようです。
コロナ禍のお彼岸で帰省する際は感染症対策をしましょう。
お彼岸で実家に帰省する際は宿泊する方が多いですが、コロナ期間中は滞在時間を短くしましょう。コロナ感染症対策として、近場のホテルを借りる方もいるようです。また、親族全員が集まるのではなく、実家に帰省するタイミングをズラして、三密にならないように工夫している方もいます。
お彼岸で親族が集まる場合は、鍋や大皿料理を食べるのはやめましょう。また、コップや食器の共有はしてはいけません。料理の準備で買い出しに行く場合は、少人数で行きましょう。
実家に帰省する場合は、移動手段を慎重に選んでください。新幹線や電車などの公共交通機関は密集してやすく、コロナ感染リスクが高いです。そのため、自動車に移動するなど密集が避けられる移動手段を検討しましょう。
実家に帰省したら、感染症対策を徹底してください。実家にお邪魔する際に手洗い・うがいを行ったり、窓を開けて空気の入れ替えをしたりしてください。高齢者の方がいる場合は、1メートル以上離れて会話をしましょう。
コロナ禍の帰省時の注意点をご紹介しましたが、帰省が難しい場合は『オンライン帰省』を候補に入れてみてください。ご両親にスマホやタブレットの操作方法を説明する必要がありますが、慣れたら定期的に子供の成長を伝えてあげられます。
コロナ禍のお彼岸中の帰省は「する派」「しない派」に大きく分かれています。どちらの選択をするにしても、大切なことは自己責任感を持つことです。そのため、コロナ禍で帰省をする場合は、コロナ感染症対策を入念に行いましょう。この記事では、コロナ禍の帰省時の注意点をご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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