猛暑の中で行われる葬儀に招かれた場合は、どのような服装で行けばよいのでしょうか?少しでも涼しさを感じたいという方もいるかもしれません。
この記事では、夏の葬儀に参列する場合の女性向け服装マナーについて分かりやすく解説します。ぜひ、葬儀へ参列する予定がある女性の方は参考にしてみてください。
女性の葬儀に参列する際の服装は、下記の通りです。
ワンピース | 黒色の無地のもの |
鞄 | 黒色で光沢のないもの (※金具のないシンプルなデザインのものを選ぶ) |
ストッキング | 黒色で肌が透けてみえる薄手のもの |
靴 | 黒色の地味なもの (※ヒールの高さは3cm~5cm) |
数珠 | 主玉の直径が7mmのもの |
ハンカチ | 黒色か白色の無地のもの |
アクセサリー | 結婚指輪のみをつける (※アクセサリーを付ける場合は、真珠の一連ネックレス) |
葬儀における服装マナーを守るために、次のようなことに気をつけましょう。
夏の葬儀に参列する場合は、女性は半袖のワンピースを着用します。男性は基本的に長袖のワイシャツを着用するのが基本マナーとなっています。
しかし、女性は半袖が認められているのです。ノースリーブのワンピースはNGですが、常識の範囲で夏にふさわしいスタイルで出かけましょう。
ヒールのない靴はカジュアルな印象を与えてしまうため、葬儀の場にふさわしくありません。葬儀に参列をする場合は、ヒールの高さが3cm~5cm程度はあるフォーマルな靴を履きましょう。
また、葬儀会場に向かう前に靴を履いて歩いてみてください。カツカツと音が甲高い音が鳴る靴を履いて葬儀に参列すると、厳粛な雰囲気を壊してしまいかねません。そのため、音が鳴らない靴を履いていきましょう。
ロングヘアの女性は髪の毛を1つにまとめておきましょう。また、化粧をする場合は薄くしておきます。女性の場合は、ネイルをしていることも多いですが、葬儀前に落としておきましょう。
ネイルが落とせない場合は、葬儀用グローブを着用してください。基本的に厳粛な場にふさわしい格好で参列をすれば問題ありません。
次に、葬儀の服装に関するよくある質問をご紹介します。
葬儀会場はメモリアルホールで営まれることが増えてきており、冷暖房が効いています。冷え性の方などは、ジャケットなど羽織を持参しておきましょう。葬儀会場に到着した後に、受付に鞄やジャケットを預けることができるため、柔軟に対応できるように持参しておきましょう。
女性の葬儀の服装として、パンツスーツも認められるようになりました。そのため、パンツスタイルで参列しても問題ありません。
しかし、正式な喪服としては、黒色のワンピースやアンサブルの着用が望ましいとされています。そのため、ほとんどの女性がスカートで参列してくることを覚えておきましょう。
夏の葬儀は暑さを感じますが、必ずストッキングは着用してください。素足で参列するのはマナー違反となります。近頃は、夏用ストッキングとして「冷感ストッキング」が販売されています。このようなストッキングを着用すれば、涼しさを感じられるでしょう。
猛暑の中で葬儀が行われる際は、どのような服装で参列すればよいか悩んでしまいます。葬儀マナーを守りながらも、涼しく感じられる服装で参列するようにしましょう。
この記事では、夏の葬儀における服装のポイントをご紹介しました。ぜひ、この記事を服装マナーの参考にお役立てください。
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