葬儀のマナー

葬儀に着用できない結婚指輪がある!?正しい指輪のマナーを知ろう!

葬儀に着用できない結婚指輪がある!?正しい指輪のマナーを知ろう!

一般的に葬儀の場では、結婚指輪の着用が認められています。しかし、指輪のデザインに応じて着用がマナー違反となる恐れがあるため注意してください。どのような結婚指輪が着用できないのでしょうか?正しい葬儀マナーを覚えておきましょう。

葬儀に結婚指輪は着用できる?

結論から説明すると、葬儀では結婚指輪の着用が認められています。しかし、結婚指輪のデザインによってマナー違反となる場合もあります。そのため、着用してよいものかを確認しましょう。

着用できる指輪

プラチナやシルバーのシンプルなデザインの結婚指輪であれば、葬儀に着用していけます。一粒の宝石が付いている結婚指輪も着用が可能です。指輪に光沢がなく目立たない結婚指輪であれば、葬儀に着用して行けます。

着用できない指輪

ゴールドの結婚指輪は光沢があり目立つため、葬儀の場には着用してはいけません。また、大きなダイヤモンドが付いている華やかな結婚指輪も外しましょう。

また、若い世代に人気のあるエタニティリング(アーム全体に宝石が散りばめられているもの)やハーフエタニティリング(アーム半周に宝石が散りばめられているもの)も派手な印象を与えるため着用してはいけません。

葬儀の結婚指輪のマナー

次に葬儀の結婚指輪のマナーについて解説します。

派手な指輪は外す

葬儀の場にふさわしくないデザインの結婚指輪は外して参列をしましょう。繰り返しになりますが、葬儀の場にふさわしくない結婚指輪は以下の通りです。

・ゴールド
・大きなダイヤモンドが付いている
・華やかな印象を与える指輪
・エタニティリング
・ハーフエタニティリング

葬儀用手袋を着用する

結婚指輪を人生で1度も外した経験がない方の中には、指輪が抜けなくなってしまう方もいます。このような場合は、葬儀用手袋を着用して葬儀に参列しましょう。焼香以外の場面では葬儀用手袋をはめておくことで、華やかな指輪を隠せます。

宝石を掌の側に隠す

宝石が付いていてもシンプルな結婚指輪であれば、葬儀の場で着用してもよいと説明しました。しかし、華やかな印象を与えてはいけません。結婚指輪の宝石を掌の側に隠して葬儀に参列するようにしましょう。

葬儀の結婚指輪のマナーに気をつけよう

葬儀の場では、結婚指輪の着用が認められています。しかし、結婚指輪のデザインに応じては着用がマナー違反となる恐れがあるため注意してください。

葬儀の場で着用が認められている指輪と認められていない指輪の違いを把握しておき、失礼のないようにしましょう。

関連する記事
Column

葬儀の知識

葬儀の知識やマナーなどのオリジナルコラムも配信しています。

PICK UP

カテゴリ

最新のコラム

Concierge

コンシェルジュの紹介

24時間365日対応。いざというタイミングだけではなく、将来の不安解消や、後々の相続のご相談も承ります。

コンシェルジュ室 室長 あおき

最近では一日葬や直葬など、「できるだけ簡素に見送りたい」というご要望を特に多くいただきます。
しかし、「予算を抑えたい」「故人の遺志だから」という理由だけで深く考えずに決めてしまうと、思わぬトラブルが発生し、後悔や心労の残るお別れになりかねません。

葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
故人様の遺志のみならず、ご親族の意向や、故人様の交友関係、菩提寺とのお付き合いなど、
様々な観点からじっくりと検討する必要があります。

私共「葬儀コンシェル」は、頂いたご質問・ご要望に的確にお答えするのはもちろんのこと、
お客様を取り巻く様々な状況・ご要望を整理しながら、最適なお別れの形を提案させていただきます。

「頼んでやってよかった。あの人も喜んでいると思う。」
そう言っていただけるよう、私達は、お客様に寄り添いサポートいたします。