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危篤や死亡時の連絡方法とは?例文付きでわかりやすく解説!

危篤や死亡時の連絡方法とは?例文付きでわかりやすく解説!

家族が危篤、死亡した場合は気持ちが動揺してしまうものです。

しかし、気持ちを落ち着けて親族や友人、関係者に連絡を入れてください。とくに、危篤の場合は速やかに連絡を入れて、最後に大切な人に会わせてあげることが大切です。

この記事では、危篤や死亡時の連絡方法について分かりやすく解説します。

危篤の連絡方法

家族が危篤の状態になったら、速やかに連絡を入れてください。

危篤とは

病気や怪我の状態が悪化して、生命に危機が迫っている状態のことをいいます。

医師から危篤と告げられたら、家族や親族、友人に連絡を入れてください。いつ、息を引き取るか分からない状態のため、優先順位を決めて連絡をしましょう。

連絡内容

危篤の連絡は緊急性を伴うため、簡潔に要件を伝えます。

・誰が
・どこで
・危篤状態である
・すぐに来て欲しい
・連絡先

入院先の病院名と部屋番号を伝えてください。また、連絡が付かない場合は留守番電話にメッセージを残しておきましょう。

例文

太郎の妻です。〇〇病院に入院中の太郎が危篤状態になりました。

お世話になっている次郎さんに一目会っていただきたいと思って、連絡をさせていただきました。

太郎の入院先は〇〇病院の〇病棟〇号室で、私の連絡先はXXX-XXXX-XXXXになります。どうぞ宜しくお願い致します。

死亡の連絡方法

死亡の場合は、通夜式や告別式の案内を同時に送るとスマートです。

死亡とは

死亡と判断するためには、医師の死亡診断書が必要となります。病院以外で亡くなった場合は、検察官による検案が行われて、死亡検案書が発行されます。これらは、ご遺体を火葬するために必要な書類なので大切に保管をしておきましょう。

連絡内容

訃報の連絡は、要件を簡潔にまとめて伝えてください。

・喪主の名前と連絡先
・故人の名前
・死亡日時と場所
・通夜式と告別式の詳細

例文

病気療養中でした太郎が〇月〇日〇時に〇〇のため死去しました。享年75歳、家族に見守られて安らかに眠りに付きました。通夜式・告別式は以下の通りに執り行います。

日時:

通夜式:〇月〇日(〇)〇時~〇時

告別式:〇月〇日(〇)〇時~〇時

場所:〇〇斎場(〇〇県〇〇市〇〇〇―〇〇)

葬儀形態:仏式 浄土宗

喪主名:田中 健太郎

連絡先:田中花子(XXX-XXXX-XXXX)

危篤時や死亡後の葬儀の手続き

危篤や死亡後は、落ち着いて葬儀の手続きをしてください。正しい手順を覚えておけば、慌てずに手配ができるはずです。

1.心の準備をしておく

医師から危篤の状態と言われた場合は、家族との別れが訪れることを覚悟しておきましょう。危篤の状態は症状が改善することは滅多にありません。

覚悟をしておかなければ、動揺してしまい、その後の葬儀ができない状態になってしまいます。家族のために葬儀を行うためにも心の準備をしておきましょう。

2.葬儀社を決めておく

死亡後だけではなく、危篤の状態でも葬儀社を決めておきましょう。死亡から葬儀までは、慌ただしくなりがちです。少しでも手続きの負担を減らすために、葬儀社を決めておきます。

依頼先を決めておけば葬儀社の方が諸手続きまで、きめ細かにフォローしてくれます。

3.死亡診断書を受け取る

家族の死亡確認が取れたら、医師が死亡診断書を発行してくれます。死亡診断書を市役所に提出して、死亡を報告すれば火葬許可証が発行されます。火葬許可証を所持していないと、ご遺体を火葬することはできません。

従って、死亡診断書を受け取った後は、紛失しないように大切に保管しておきましょう。

危篤や死亡時の連絡は落ち着いてしよう

危篤や死亡の連絡は、要件を簡潔にまとめて伝えてください。とくに、危篤の状態の場合は、優先順位を決めて連絡を入れます。危篤状態の家族が息を引き取る前に、大好きな家族や友人に会えるように連絡をしてあげてくださいね。

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