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コロナ禍で選ばれる骨葬の平均費用相場は約40万円から!内訳は?

コロナ禍で選ばれる骨葬の平均費用相場は約40万円から!内訳は?

東北地方では認知されている骨葬は、通夜式を省略して火葬後に葬式を行うプランです。骨葬は、いくらで行える葬儀なのでしょうか?

この記事では、骨葬の平均費用相場と内訳について詳しく解説します。

コロナ禍の骨葬の平均費用相場

骨葬の平均費用相場は約40万円です。

骨葬は火葬式を終えた後に、都合のよい日に告別式を行います。葬儀会場の広さや祭壇、棺、供花などのランク、参列者の人数によって金額が変動します。そのため、葬儀社との打ち合わせで、どれぐらいの費用になるかを確認しましょう。

また、見積書を確認する場合は内訳も確認してください。葬儀プランに必要なものが含まれているかを必ず確認しましょう。

補足:そもそも骨葬とは?

骨葬とは火葬の後でご葬儀をおこなう、東北地方では多くの方に認知されている葬儀の形です。

「前火葬」とも呼ばれており、喪主やご遺族の都合のよい日程に葬儀を行えます。

【骨葬の流れ】
・ご逝去
・お迎え
・納棺
・出棺
・火葬
・収骨
・葬儀

どのタイミングで骨葬を行うか

①火葬日同日
②火葬後数日以内
③火葬後1ヶ月~

①および②の場合、通常は火葬を対応した葬儀社がワンストップでサポートしてくれます。

③の場合、別途葬儀社を探すか、会場の手配から当日の運営まで、完全に自力で執り行う必要があります。

注意点としては①、②よりも費用がかかることがあるので、費用を安くしたいと考えていても、実際には想定よりも費用がかかってしまうケースがあります。

菩提寺(付き合いのある寺)があるかどうかが重要

・有り

お寺にて骨葬対応可能な場合あり※

※ただし場所や費用(お布施)など、事前に骨葬について当該菩提寺と相談・交渉しておくことが必須となります。

法要を兼ねるタイミング(四十九日等)で執り行われることもあります。

・無し

お寺での骨葬はほぼ不可能となります。骨葬を行う場合、別途葬儀場やホテル、施行スタッフ(葬儀社)を手配する必要があります。

どこで行うか

・寺(菩提寺)
・葬儀場
・ホテル
・自宅

式場によって費用が変わってきます。

どこまで準備するか

・祭壇
・供花
・返礼品
・食事
・司会、運営スタッフ

上記を準備すればするほど、通常の葬儀費用に限りなく近づいていきます。骨葬は安いと勘違いされるケースが多いですが、決してそんなことはありません。

また、規模はどうするかによっても費用はかわります。人数を増やせば増やすほど、費用も高額になっていきます。

コロナ禍の骨葬費用の内訳

葬儀社やプランによって異なりますが、骨葬費用の内訳は以下の通りです。

項目

費用相場

詳細内容

遺影写真

約1万円

既存写真の加工

白木位牌

約1万円

 

後飾り祭壇

約1~3万円

 

スタッフ費用

約5~10万円

葬儀会社によって変動する

葬儀会場利用料

約10万円

会葬返礼品

約1.5万円

※30名あたり

精神落とし

約10万円

※30名あたり

祭壇

約20万円~40万円

僧侶へのお布施

約15~30万円

合計

約40~60万円

 

実際の骨葬のプラン内容と料金は各社で異なります。見積依頼をするときの参考にしてみてください。どこまで準備をするかや葬儀の規模によって、葬儀費用は変動するので気をつけてください。

コロナ禍の骨葬の平均費用相場は約40万円

コロナ禍で葬儀日程が立てづらく、そのような背景で選ばれているのが骨葬です。葬儀費用は一律料金ではないため、高額請求などの料金トラブルを防止するために料金内訳を把握しておきましょう。

また、費用を抑えることが目的の場合、一部のケース(菩提寺がありかつ交渉済の場合)を除き、骨葬は向いていないことに注意してください。

この記事を参考にしながら、プランを組んでみてください。

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