葬儀のマナー

葬儀で着用する眼鏡の正しい選び方とは?葬儀マナーを詳しく解説

葬儀で着用する眼鏡の正しい選び方とは?葬儀マナーを詳しく解説

葬儀の服装に関するマナーの解説は多いですが、眼鏡について触れられているものは少ないです。葬儀で掛ける眼鏡にも、正しい選び方があるため覚えておきましょう。この記事では、葬儀で着用する眼鏡の選び方について解説します。

葬儀で着用する眼鏡の選び方

葬儀では、どのような眼鏡を掛けていくべきなのでしょうか?ここでは、葬儀で着用する眼鏡の選び方について分かりやすく解説します。

シンプルなデザイン

葬儀で着用する眼鏡は、自己主張しないシンプルなデザインの眼鏡を選びましょう。

赤色のフレームの眼鏡などは掛けるのを控えてください。また、真ん丸や真四角など独特な形状のフレーム眼鏡も使用してはいけません。葬儀の厳粛な場にふさわしい眼鏡をかけるようにしてください。

汚れや傷のないもの

眼鏡のレンズが曇っていたり、汚れていたりすると相手に不快感を与えてしまうかもしれません。相手に悪い印象を与えないためにも、眼鏡の汚れや傷はメンテナンスをしておきましょう。

眼鏡屋の店舗には、超音波洗浄器が設置されています。店舗に行けば、眼鏡レンズをキレイに磨くことができます。

フィットするもの

眼鏡を使用し続けると、顔からずれてくることがあります。

主な原因は、フレームの変形やパーツの劣化です。眼鏡フレームは繊細で、片手で掛け外しをしていると、知らないうちにフレームが変形してしまいます。また、鼻パッドや耳掛けのパーツの劣化も起きて、定期的にパーツ交換しなければいけません。

このような眼鏡をかけてしまうと、焼香でお辞儀をするときに眼鏡がずれてしまいます。恥ずかしい思いをしないように、フィットする眼鏡を着用しましょう。

葬儀で着用する眼鏡に関する質問

次に、葬儀で着用する眼鏡に関する質問をご紹介します。

Q.テンプルに装飾されているものは着用できますか?

葬儀の場に着用する眼鏡は、テンプルに装飾されていないものを選びましょう。

可能であれば、金属製のテンプルの眼鏡を選んでください。プラスチックのテンプルは太いものが多いです。葬儀の場では髪をまとめるため、テンプル部分が目立ちます。そのため、テンプルが目立たない細い金属製の眼鏡を選ぶようにしましょう。

Q.眼鏡が用意できない場合はどうすればいいですか?

普段は特徴的な眼鏡を使用していて、葬儀に着用できるものをお持ちでない方は、コンタクトレンズを使用しましょう。コンタクトレンズを使用する場合は、ファッション性のないノーマルなタイプのものを選んでください。

もし、コンタクトを使用した経験がない方は、焼香で前に出るときは眼鏡を外すなど最低限の配慮をしましょう。

Q.サングラスは使用していいのでしょうか?

視覚障碍者の方が、医療器具としてサングラスを使用する場合は許可されています。また、サングラスを個性として芸能活動している著名人の方もサングラスが着用できます。

それ以外の一般の方はサングラスをかけてはいけません。厳粛な場にふさわしい眼鏡を着用して、葬儀に出席をしましょう。

葬儀で掛ける眼鏡は正しいものを使おう

葬儀に参列する際の眼鏡にもマナーがあります。故人様やご遺族様、その他の参列者に不快な思いをさせないためにも、適切な眼鏡をかけていきましょう。

喪に服すにふさわしい眼鏡を掛けていくことで、哀悼の気持ちを示せます。ぜひ、この記事を参考にして葬儀に参列をしてください。

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