1人1台、携帯(スマートフォン)を持つ時代となりました。その結果、葬儀中に起こる携帯トラブルが相次いでします。葬儀に参列をしてトラブルを起こさないように、どのような点に気をつけるべきかを把握しておきましょう。
この記事では、葬儀中に起こる携帯トラブルをご紹介します。
まず、葬儀中に起こる携帯トラブルをご紹介します。
故人様との別れは突然訪れるため、気が動転してしまって、携帯のマナーモードを設定し忘れてしまう方がいます。
葬儀は厳かな静寂の中で行われる儀式です。儀式の途中で、携帯の着信音が鳴ってしまうと、雰囲気を壊してしまいかねません。
しかし、葬儀中に着信音が鳴り響くトラブルは想像以上に多いため、気をつけましょう。
葬儀に参列すると、写真撮影をしている方を見かけるかもしれません。このような写真撮影をしている方は、葬儀社の方です。葬儀の写真を撮影する理由は、葬儀記録を見返すため。葬儀会社は、ご遺族に許可・承諾を得て撮影をしています。
葬儀会社が撮影しているからと、参列者が写真撮影してよいわけではありません。勘違いしないように気をつけましょう。
故人様との別れが悲しくて、哀悼の意をSNSであげる行為は控えましょう。葬儀の喪主の方やご遺族の方は、深い悲しみの中にいます。不特定多数の方に、家族が亡くなったことを知られてしまうと、不快な思いをしてしまうでしょう。
SNSで気軽に情報発信できる時代となりましたが、葬儀のことを情報発信するのは控えてください。
葬儀中に携帯トラブルが起こると説明しました。このようなトラブルを起こさないためには、どうすればよいのでしょうか?ここでは、葬儀で起こる携帯トラブルの対策方法をご紹介します。
携帯電話は、マナーモードに設定するか、電源オフに設定しましょう。マナーモードに設定しても振動音は響くため、電源はオフにすることをおすすめします。
マナーモードに設置したつもりが、できていなかったというケースは多いです。通夜式や告別式の開式前に司会者から「携帯はマナーモードに切り替えてください」と案内があります。そのときに、本当にマナーモードになっているかを確認しておきましょう。
葬儀の写真を撮影する目的は、葬儀の記憶を残しておくためです。また、日頃、親族で集まる機会がないため、集合写真を撮るということも増えました。
しかし、これらは、ご遺族の意向で行われているものです。そのため、参列者は写真撮影をしてはいけません。どうしても写真撮影をしたい場合は、遺族に許可を得てからにしましょう。
大切な人との思い出は記録に残しておきたいと、SNS投稿をする方が増えています。実は、10人に1人が故人の顔を写真撮影した経験があるということが判明して、メディアで大きな話題を集めました。
しかし、大切な家族を失った家族は深い悲しみの中にいます。葬儀は不幸なのです。そのため、SNSへ投稿する行為は控えるようにしましょう。