葬儀の流れ

寺院・神社・教会への葬儀の依頼方法とは?誰でも分かる手順を解説

寺院・神社・教会への葬儀の依頼方法とは?誰でも分かる手順を解説

故人との別れは、突然、訪れます。人生の中で葬儀の手続きをする機会は滅多にあるものではありません。実際に、どのように依頼をすれば良いか不安な方もいるでしょう。

基本的には、葬儀社に相談しますが、僧侶や司祭など宗教者にも依頼しなければいけません。このような方々に依頼する場合は、どうすれば良いのでしょうか?

この記事では、寺院・神社・教会への葬儀の依頼方法について分かりやすく解説します。

寺院に葬儀の連絡をする

寺院に葬儀を依頼する場合は、先祖代々の菩提寺に連絡をします。菩提寺が遠方にある場合もあります。このような場合は、近くにある同じ宗派の寺院を紹介してもらえるケースが多いです。そのため、まずは、菩提寺に連絡してください。直接出向いて依頼する方法が正式ですが、電話でも大丈夫です。

菩提寺ではなく、異なる宗派の寺院に依頼をしてしまった場合は、先祖代々のお墓に入れてもらえなくなる恐れもあるため、注意してください。

また、連絡時にお布施の平均相場などをお伺いしておくと、謝礼金をいくら支払えば良いか迷わずに済みます。

神社に葬儀の連絡をする

神社に依頼する場合は、氏神様の神職に連絡して、葬儀の日程を相談します。神職への連絡は、出向いて行うのが昔からの習わしです。

しかし、ご都合が悪い場合は、電話でも連絡できます。葬儀を依頼する際には「御神饌(ごしんせん)料」と呼ばれる謝礼金の金額と支払時期についても把握しておくと、困らずに済みます。

教会に葬儀の連絡をする

教会に依頼をする場合、カトリックかプロテスタントによって異なりますが、神父や牧師のどちらかに連絡をします。

どちらの場合も神に祈りを捧げる儀式であることは同じですが、葬儀の目的がそれぞれ異なります。カトリックでは故人を神に委ねることで、キリストの再誕と死者の復活を願う儀式です。

その一方で、プロテスタントでは故人は神のもとで安らかになるという意味を持っています。そのため、神へ感謝するとともに遺族への慰めが目的となっています。教会への謝礼金は規定が定められていることが多いため、連絡時に確認をしてみましょう。

不幸が起きた場合は寺院・神社・教会に連絡をしよう

突然起こる不幸は、私たちが予期できるものではありません。悲しみに暮れてしまいますが、大切な故人の魂を成仏させるためにも、寺院や神社・教会に連絡をして葬儀の打ち合わせをしましょう。この記事では、各場所への連絡方法をご紹介しました。ぜひ、参考にして連絡をしてみてください。

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コンシェルジュ室 室長 あおき

最近では一日葬や直葬など、「できるだけ簡素に見送りたい」というご要望を特に多くいただきます。
しかし、「予算を抑えたい」「故人の遺志だから」という理由だけで深く考えずに決めてしまうと、思わぬトラブルが発生し、後悔や心労の残るお別れになりかねません。

葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
故人様の遺志のみならず、ご親族の意向や、故人様の交友関係、菩提寺とのお付き合いなど、
様々な観点からじっくりと検討する必要があります。

私共「葬儀コンシェル」は、頂いたご質問・ご要望に的確にお答えするのはもちろんのこと、
お客様を取り巻く様々な状況・ご要望を整理しながら、最適なお別れの形を提案させていただきます。

「頼んでやってよかった。あの人も喜んでいると思う。」
そう言っていただけるよう、私達は、お客様に寄り添いサポートいたします。