新型コロナウイルス感染拡大の影響は、キリスト教の礼拝にも及んでいます。
韓国の宗教団体によるクラスター感染情報を受けて、キリスト教に対する風評悪化に配慮されたルールが定められていることをご存知ですか?このような状況下の正しいルールを把握しておかなければ、指摘を受けてしまうため注意しましょう。
この記事では、コロナ禍でキリスト教の礼拝を行う際のルールについて分かりやすく解説します。
まずは、コロナ禍でキリスト教の礼拝を行う際の注意点をご紹介します。
コロナ禍でキリスト教の礼拝を行う場合は、互いに2mの距離を保つようにします。2mの距離を保てない場合は、礼拝堂を使用することはできません。礼拝堂内で距離を確保するための具体的な方法に関しては、主任司祭から指示が出ます。
コロナ感染対策として、こまめに換気をすることが義務付けられています。礼拝堂の主任司祭の指示で換気対策がされていますが、換気が出来ない構造の礼拝堂は使用できません。そのため、礼拝堂に礼拝が行えるかを事前に確認してください。
コロナ感染対策として、礼拝時もマスクを着用してください。フェイスシールドはマスクの代用として認められていません。また、礼拝堂に入る前にはアルコールで手指を消毒したり、体温測定に協力したり感染症対策をしてください。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、通常の礼拝とは方法が異なり、控えるべき行動が指定されています。
礼拝堂内では、挨拶や会話を控えなければいけません。また、礼拝堂後の立ち話も控えるように注意喚起が呼びかけられています。礼拝堂内での行動に関しては、主任司祭の指示に従うようにしましょう。
県都境を超えての移動の自粛が求められています。所属教会へ出かけるための県都境を超えての移動は控えてください。徒歩移動など常識的範囲で隣接する地域の場合は、問題ありません。
礼拝堂では、クラスター感染が発覚した場合は保健所に通達しなければいけないため、礼拝者の個人情報を取り扱っています。遠方の場合は、礼拝堂内に入れてもらえないため気をつけてください。
発熱や空咳、倦怠感などの症状が出ている方や、羅患者や濃厚接触者に該当する方は礼拝への出席は認められていません。クラスター感染が起きないようにキリスト教会で、ルールが設けられているため、礼拝への出席は控えましょう。
通常の礼拝では、聖歌を一緒に歌って祈りを捧げますが、コロナ禍では歌うことはできません。当面の間は、オルガン独奏やマイクを利用しての独唱が基本となります。
ごく少数の聖歌隊による歌唱を許可している礼拝堂もありますが、聖歌を一緒に歌うと飛沫感染が起きる可能性があるため控えましょう。
韓国の宗教団体でクラスター感染が発表されたことにより、キリスト教では、風評悪化に配慮してクラスター感染が発生しないように注意喚起が呼びかけられています。通常の礼拝とは異なるルールが定められているため、礼拝時に従いましょう。また、礼拝堂によって礼拝が行えない場合もあるため、事前に確認されてみてください。