葬儀

葬儀に代理出席する際に気をつけることは?

葬儀に代理出席する際に気をつけることは?

記帳の仕方

代理で葬儀に出席するのはどんな時かさまざまな事情でお通夜やお葬式に参列ができない人から、代理で葬儀の出席を依頼される場合があります。生前、故人と縁が深く親交していたけれど、仕事の関係や体調不良で出席できない場合に依頼します。依頼人によって、事情は変わってくるため、どのようなケースがあるかを把握しておきましょう。

職場の上司

得意先や下請会社の担当者が亡くなられた場合は、本来取引している部署の管理職の方が参列するのが基本ですが、どうしても都合がつかない場合は、その部下が代理で葬儀に出席します。

両親

両親が親交を深めていた方が亡くなられたときは、両親が葬儀に参列するのが一般的ですが、高齢で足腰が弱くなった関係で遠方の葬儀に参列できないこともあるでしょう。このような場合は、一家の代表として代理で葬儀に出席します。

配偶者

配偶者がお世話になった会社の上司や面倒を見ていた部下、友人や知人が亡くなられた場合は、配偶者が参列するのが一般的です。しかし、体調不良や仕事の関係で出席できない場合もあるでしょう。それでも、弔意を伝えたいという場合は、配偶者が代理で葬儀に出席することもあります。

チェックポイント

葬儀に代理出席する場合は、「会社の上司」「両親」「配偶者」など、さまざまな場合があります。代理出席で失礼のないように参列することが大切です。

代理出席の場合のご香典の書き方

代理で葬儀に出席をするため、ご香典の書き方が正しいかどうかを確認しておきましょう。また、香典袋に包むお札は古いお札でなければいけません。新札のお金は「故人が亡くなることを察して下準備をしていた」と思わせてしまうので、新札の同封は避けるのがマナーです。

また、香典の書き方は、宗派によっても変わるので注意が必要です。また、ご香典の文字は薄墨で書きましょう。薄墨を利用するのは、涙で墨が薄くなるという意味が込められているなどルールがあるので、ここで確認しておきましょう。

ご香典の表面の書き方

御香典の表面の書き方は宗派によって変わります。宗派が分からない場合は「御霊前」と記載しましょう。

仏式の場合

仏式のご香典は、無地の熨斗袋に白黒の水引がかけられているものを使用します。宗派に応じて「御霊前」「御香典」「御香料」を使い分けます。その下には名前を記載します。

神式の場合

神式の香典では双銀の水引がかかっているものを選び、表書きは「御玉串料」「ご霊前」「御榊料」「御神饌料(ごしんせんりょう)」「御弔料」「御神前」などと記載します。

キリスト教式の場合

ユリの花や十字架が描かれた不祝儀袋の封筒を使用して「御花料」と記載します。ご香典の裏面の書き方御香典の裏面の書き方は、中袋があるかどうかで変わってきます。

ご香典の裏面の書き方

ご香典袋の裏面の書き方は、中袋がある場合とない場合で書き方は違います。

中袋がある場合

中袋があるご香典袋の場合は、中袋の裏側に住所と氏名を記載します。香典返しを郵送する場合に必要な情報になるため、住所はマンション名や部屋番号を省略せずに正確に記載しましょう。氏名はフルネームで記載をして、住所の番地や郵便番号は漢数字を使用して記載します。香典の金額は、中袋の表面に金額を記入します。 香典金額に応じた香典返しをする方も多くいるため、金額も正確に記載しましょう。

※中袋の裏面に金額を記入する枠が設けられている場合は、その枠内に金額を記載します。

※基本的には縦書きで記載します。

中袋なしの場合

香典袋には、中袋が用意されていない封筒タイプのものもあります。このタイプの香典袋の場合は、香典袋自体に記載します。裏面に住所と氏名、金額を記載します。

漢数字の書き方

  • 5千円…金伍仟圓
  • 1万円…金壱萬圓
  • 3万円…金参萬圓
  • 5万円…金伍萬圓

チェックポイント

ご香典は正しい書き方があります。また、ご香典の書き方は宗派によって変わってくるため注意してください。

受付での挨拶と記帳の仕方

葬儀の受付では、芳名帳(ほうめいちょう)に、参列者が住所や名前を記載します。芳名帳は、ご遺族側がどのような方が葬儀に参列をしてくれたのかを確認するためのものであり、後日、香典返しをするために役立てられます。そのため、住所や氏名などは省略をせずに丁寧に記載しなければいけません。葬儀に代理出席をした場合は、受付時の挨拶と芳名帳の記載方法はどうすれば良いのか悩むと思います。ここでは、受付時の挨拶と記帳の仕方を分かりやすく解説します。

受付での挨拶の仕方

受付で香典を渡す場合は、必ずお悔みの言葉を述べます。特別決まった挨拶はありませんが「この度は誠にご愁傷様です。」という挨拶が一般的です。挨拶後に香典を渡しますが「ご霊前へお供えください」と言葉を添えると丁寧です。また、代理で葬儀に参列をしている場合は、挨拶後に「本日は、〇〇の代理で参列をさせていただきます〇〇と申します。」と代理出席であることを明らかにします。

記帳の仕方

芳名帳の記載方法は、誰の代理で葬儀に出席をするかによって大きく異なります。住所は本来葬儀に出席するはずだった人の住所を記載します。先ほども説明しましたが、香典返しをするためにも使用されるため、住所は省略をせずに、マンションである場合は部屋番号まで記載します。会社の代表として葬儀に参列する場合は、会社の住所を記載しなければいけません。

会社の上司の代理で出席する場合

芳名帳に会社名・上司の所属部署名・上司の氏名を記載します。その後に「代理」と記載します。単なる代理人である場合は、代理の下に代理人の名前は記載しなくて構いません。しかし、代理でありながらも故人と面識がある場合、個人的に供養の気持ちを伝えたいということもあるでしょう。このような場合は、代理の下に自分の名前を記載します。また、面識がない場合でも、受付の方から名前を記帳するように言われた場合は名前も記載します。

配偶者の代理で出席する場合

芳名帳に配偶者の名前を記載します。その後に「内」と記載して、下に自分の名前を記載します。

親の代理で出席する場合

芳名帳に親の名前を記載します。その後に「代理」を記載します。代理人も故人の方と面識がある場合は、自分の名前も記載します。

上司の代理で出席する場合

上司の代理で葬儀に出席する際に、上司から名刺を預かることもあります。主に会社関係の葬儀の場合で多いケースですが、預かった名刺は受付窓口で渡します。上司の名刺の右上には「弔」という文字を記載しましょう。代理人の名刺は基本的に渡す必要はありませんが、受付から求められた場合は名刺を差し出すようにしましょう。その際は、名刺の右上に「代」と記載します。

香典返しを受け取った場合の対応

香典返しは葬儀や法要が終わった後にお返しするのが一般的ですが、葬儀当日に香典返しを配る方もいます。代理出席をした場合に香典返しを渡された場合は、どのような言葉をかけていいか迷うこともあるでしょう。代理出席で参列をしている以上、正しい対応をしたいものです。

お通夜やお葬式で香典返しを受け取った場合に「ありがとうございます」とお礼を伝える行為は、お礼にお礼を伝える繰り返しになり、不幸を重ねることを意味するので適切ではありません。このような場合は「恐れ入ります」や「恐縮です」と簡単な言葉を述べて軽く会釈して受け取るようにしましょう。

チェックポイント

代理出席であることを受付時に伝えます。また、誰の代理で出席しているかによって、ご香典の書き方が変わってきます。

葬儀に代理出席する場合のマナー

最後に、葬儀の代理出席をする場合に気を付けなければいけないマナーについて押さえておきましょう。

葬儀には遅刻をしない

葬儀の席に限らず、全ての行事に共通することですが、遅刻はご遺族に対して失礼な行為になります。読経中に着席をするのは、その場の雰囲気を壊してしまうので止めましょう。万が一、遅刻をしてしまった場合は、お詫びを述べて、焼香をさせてもらいましょう。その際には、なぜ遅刻をしてしまったかの事情を説明してください。

葬儀が進行していて、受付の人も不在になっていた場合は、ご焼香後に霊前に向けて供えるのが一般的な渡し方となります。また、葬儀には早く着けば良いというものでもありません。早めに到着をしてしまうと、葬儀の準備に追われているご遺族の方に気を遣わせてしまいます。そのため、葬儀の時間を確認して、葬儀の開始後10分前程度に会場に着いているようにしましょう。

お悔みの言葉は手短にする

親しい間柄でない限りは、ご遺族に挨拶するのは控えましょう。葬儀に参列したこと自体が弔意を示すことになります。故人を突然亡くして、葬儀などに追われているご遺族に長話をするのは迷惑をかけてしまいます。また、ご遺族に故人が亡くなられた経緯を聞くのもマナー違反です。葬儀に代理で出席をした場合は、お悔みの言葉は手短に済ませるようにしましょう。

私語は控える

会社の代表で取引先の葬儀に参列をした場合などは、他の取引先の方も葬儀に参列をしています。久しぶりに出会うケースも少なくありません。そのため、久しぶりに会った相手に対して近況報告をしたくなるかもしれませんが、それは葬儀が終わった後にするようにしましょう。故人を失ったご遺族の方は悲しみに暮れていて、葬儀は故人とのお別れをする儀式です。そのため、粛々と執り行われます。そのような場を乱すような行為はマナー違反となり、出席を依頼してきた人の顔を潰すことになりかねないので注意をしましょう。

チェックポイント

葬儀に代理で参列しているため、依頼主に恥をかかせないためにもルールを守りましょう。

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最近では一日葬や直葬など、「できるだけ簡素に見送りたい」というご要望を特に多くいただきます。
しかし、「予算を抑えたい」「故人の遺志だから」という理由だけで深く考えずに決めてしまうと、思わぬトラブルが発生し、後悔や心労の残るお別れになりかねません。

葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
故人様の遺志のみならず、ご親族の意向や、故人様の交友関係、菩提寺とのお付き合いなど、
様々な観点からじっくりと検討する必要があります。

私共「葬儀コンシェル」は、頂いたご質問・ご要望に的確にお答えするのはもちろんのこと、
お客様を取り巻く様々な状況・ご要望を整理しながら、最適なお別れの形を提案させていただきます。

「頼んでやってよかった。あの人も喜んでいると思う。」
そう言っていただけるよう、私達は、お客様に寄り添いサポートいたします。