東京23区は火葬場の数が少なく、他地域に比べて混雑しています。また、新型コロナウイルスの影響で火葬場の運営体制は変わってきており、全国的に火葬場の予約が取りづらくなっています。そのため、火葬場は早めに予約をしましょう。この記事では、火葬場の予約方法についてわかりやすく解説します。
まずは、火葬場の予約方法の手順について解説します。
最初に葬儀会場の公式ホームページをご確認ください。
葬儀会社からの予約だけを受け付けている葬儀会場、個人からの予約も受け付けている葬儀会場に分けられます。(※東京23区の火葬場の予約は、葬儀会社のみできます。)
公式ホームページに記載されている『斎場予約案内システム』へログインしてください。
斎場予約案内システムにログインして、次に該当する内容を入力して予約をします。
・火葬式の希望日時
・故人の氏名
・死亡年月日と時間
・申請者の情報(氏名・住所・電話番号・故人との続柄)
火葬場の予約が取れたら、市役所に死亡診断書(死体検案書)を提出してください。これらの書類は死亡届と1枚綴りになっているため、必要事項を記入して市役所に提出します。死亡届が受理されたら、火葬許可証と交換してもらえます。
火葬式の当日に市役所で発行してもらった火葬許可証を持参しましょう。火葬許可証を忘れてしまうと火葬してもらえません。火葬式の当日は、スタッフの指示に従いましょう。
次に、火葬場の予約方法に関するよくある質問をご紹介します。
個人の予約を受け付けている火葬場もありますが、ご搬送の手配などを葬儀会社に依頼しなければいけません。そのため、葬儀会社に火葬場の予約をしてもらった方が、段取りがスムーズです。
斎場予約案内システムの利用方法がわからない場合は、電話予約ができます。指示されている時間内に電話をかけましょう。メールでの予約はできません。
東京は死者数が多い割に、火葬場の数が極端に少ないです。このような状況のため、火葬場は予約が取りづらくなっています。最長で1週間程度は待つ場合があります。火葬場の予約が取れなければ葬式は行えません。
安置施設料や遺体保存するためのドライアイス料金が、葬式の延期日数分だけかかるので葬儀費用の負担が大きくなります。
東京23区の火葬場では、下記の条件を満たさないと火葬ができません。下記の条件は素人には確認できないため、葬儀会社からの予約のみ可能となっています。
【条件】
・ご依頼が棺に入れられており、適切な処置が施されていること
・ご遺体の搬送作業を適切に行って、予約時間に到着ができること
・葬儀当日に火葬許可証と料金が用意できること
火葬場は混雑するため、早めに予約を取るようにしましょう。一部の火葬場では、個人からの予約を受け付けていますが、火葬式の日時に合わせて搬送の手配をしなければいけません。そのため、予約から各種手続きの調整まで葬儀会社にお任せした方が楽です。
ぜひ、火葬場の予約をしようと思っている方は、葬儀会社に相談をしてみてください。