新型コロナウイルスの収束が遠く、年末年始もコロナ禍であることが想定できます。このような場合は、実家に帰省してよいのでしょうか?多くの方が悩むところでしょう。今回は、コロナ禍の年末年始の記載について分かりやすく解説します。
年末年始にコロナ感染拡大している場合、他の人は実家に帰省するのでしょうか?株式会社プラネットの調査結果を踏まえて、年末年始の過ごし方をご紹介します。
同調査の結果によると、約8割の人が自宅で過ごすと回答しています。遠方にある実家に帰省する人の割合は3.7%、近隣にある実家に帰省する人の割合は4.2%という結果に。この数値から見て分かるように、多くの方が年末年始を自宅で過ごします。
両親が高齢で、コロナ感染の重症化リスクがあるなど、考慮して帰省を自粛する人が多いようです。
年末年始、自宅で過ごすと回答した3割の人が初詣に行くと回答しています。しかし、コロナ禍のため、神社参拝で混雑する初詣や大晦日に参拝する方は少数派。混雑状況を見てから、初詣に行くと回答しています。
同調査から分かることは、三密(密集・密閉・密接)を避けて、家族で過ごす方が多いことが分かりました。近場のショッピングに出かけて過ごす方が多いようです。また、初詣に行く方も一定数いますが、混雑状況を把握して時期をずらして過ごようです。
世論調査の結果をお伝えしましたが、2021年のお盆帰省は、国による一律自粛の要請はありませんでした。コロナ禍で帰省する場合は、下記の点に注意をしましょう。
(※各自治体からは、自粛要請が出ているため、自己責任で考えてください。)
実家に帰省をする場合は、三密(密集・密閉・密接)を避けてください。新幹線や電車など、混雑状況を確認して、密集するようであれば、帰省を断念しましょう。
また、帰省後に友人と会いたいと思う方もいるかもしれませんが、大人数での会食は控えましょう。大切な人の健康を守ることを最前線に考えた行動を心掛けてください。
コロナ禍では、感染症対策を実施してください。マスク着用や手洗い・うがい、アルコール消毒などを徹底してください。また、窓を開けて、定期的に空気の入れ替えをしましょう。
コロナ禍の年末年始の帰省に悩んだら、家族と話し合ってみましょう。近頃は、オンライン帰省ができるようになりました。オンライン帰省であれば、コロナ感染のリスクが下げられます。そのため、1人で悩まずに双方で話し合ってみることにしましょう。
コロナ禍の年末年始の帰省は、自己責任です。世論調査では、大半の方が帰省を自粛すると回答しています。各自治体も帰省自粛を呼び掛けていますが、国はコロナ感染症対策と三密回避を呼び掛けています。帰省自粛の要請は一律に出ていません。
そのため、家族や友人の健康に配慮した上で、自己責任でよく考えて行動してみてください。