家族葬の費用

自宅家族葬を葬儀社に依頼すると費用はいくら必要?手間と負担を考えよう

自宅家族葬を葬儀社に依頼すると費用はいくら必要?手間と負担を考えよう

自宅で通夜・葬式を行う、「自宅家族葬」。長く病院にいて自宅を離れていた方を、慣れ親しんだ場所で見送ってあげたい、生前親しんだものに囲まれて見送ってあげたい、といった方に「自宅家族葬」が選ばれています。斎場を借りない自宅家族葬。費用相場はどれくらいなのでしょうか。

自宅家族葬は葬儀社を通さないで行う場合も

故人の自宅で通夜・告別式を行い、火葬場へ出棺する。こうした「自宅家族葬」はかつてはポピュラーな葬儀形式でした。近年その割合はぐんと減り、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会の調査によると、2011年以降は4%台まで減少しています。
今は自宅家族葬でも葬儀社にお願いすることがほとんどです。ただ、昔のように近所の人や親戚の協力のもと、自力で葬儀を行うことも可能です。

棺やドライアイス、火葬の代金など葬儀に必要なものを揃えるのはおよそ10万円以内で可能です。ただ、祭壇の作成、近所への挨拶、僧侶の手配、火葬場の予約ほか、すべて自分たちで行わなければなりません。コロナ禍では感染予防対策にも配慮する必要があります。

葬儀社による自宅家族葬を行う場合の費用相場は?

葬儀社に依頼する場合、40万前後が相場価格です。葬儀コンシェルの「定額プラン」で自宅家族葬は税込みで377,300円(資料請求割引後価格)でご案内しています。

葬儀社は遺体を運ぶ寝台車やドライアイス、枕飾りや仏具、生花祭壇や仏衣一式、遺影写真や棺、骨壷、といった葬儀に必要なものを揃え、煩雑な手続きを代行してくれます。お布施の代金は含まれていないことがほとんどなので、見積書を確認してみてください。

自宅家族葬はイレギュラーなことも多くなりがちですが、プロのスタッフが葬儀を進行してくれます。会場を借りなくても葬儀は細々とやることが多いもの。大切な方が亡くなられたご遺族の負担を軽減するのも、葬儀社の役割です。

自宅家族葬を行うには「部屋の広さ」と「棺が通れるか」を確認して

自宅家族葬を行うためには、祭壇の設置・棺の安置場所が必要です。一般的には6~8畳の広さがあれば行えるとされています。また、棺が自宅に出入りできるかも重要なポイントです。マンションなどの集合住宅の場合はエレベーターに棺が出入りできないと自宅家族葬は行えないので注意が必要です。

また、自宅家族葬では人の出入りが激しくなり、香りや音など、どうしても近隣の方に影響が出ます。ご迷惑とならないよう、事前の挨拶が大切です。

自宅家族葬を行いたい場合は各葬儀社にまずは相談を

自宅家族葬は慣れ親しんだ場所で、故人とゆかりの深い人々とご遺族が、ゆっくりとお別れできることが大きな魅力です。コロナ禍で私達の生活様式は一変しましたが、故人を弔う気持ちは変わりありません。自宅家族葬を行いたいときは、ぜひ、葬儀社に相談してみてください。

関連する記事
Column

葬儀の知識

葬儀の知識やマナーなどのオリジナルコラムも配信しています。

PICK UP

カテゴリ

最新のコラム

Concierge

コンシェルジュの紹介

24時間365日対応。いざというタイミングだけではなく、将来の不安解消や、後々の相続のご相談も承ります。

コンシェルジュ室 室長 あおき

最近では一日葬や直葬など、「できるだけ簡素に見送りたい」というご要望を特に多くいただきます。
しかし、「予算を抑えたい」「故人の遺志だから」という理由だけで深く考えずに決めてしまうと、思わぬトラブルが発生し、後悔や心労の残るお別れになりかねません。

葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
故人様の遺志のみならず、ご親族の意向や、故人様の交友関係、菩提寺とのお付き合いなど、
様々な観点からじっくりと検討する必要があります。

私共「葬儀コンシェル」は、頂いたご質問・ご要望に的確にお答えするのはもちろんのこと、
お客様を取り巻く様々な状況・ご要望を整理しながら、最適なお別れの形を提案させていただきます。

「頼んでやってよかった。あの人も喜んでいると思う。」
そう言っていただけるよう、私達は、お客様に寄り添いサポートいたします。