葬儀のマナー

喪主の世話役の服装マナーとは?代理を自覚した格好をしよう!

喪主の世話役の服装マナーとは?代理を自覚した格好をしよう!

訃報の知らせのときに、喪主の世話役の依頼をされる場合もあります。喪主の世話役の依頼をされたら、可能な限り協力してあげるようにしましょう。

また、喪主の世話役を務める場合は、喪主やご遺族の代理であることを自覚した服装を心掛けてください。どのような恰好がふさわしいのでしょうか?

この記事では、喪主の世話役の服装について分かりやすく解説します。

喪主の世話役とは

喪主の世話役とは、葬儀の実務を引き受ける人をいいます。葬儀の実務は以下のようなものがあります。

世話役代表

各係の調整

葬儀社との打ち合わせ

喪主の意向の反映

ご遺族

友人

(※葬儀経験者)

会計係

香典管理・現金管理

親族

受付係

弔問客の対応

親族・知人

返礼品係

会葬礼状を渡す

親族・知人

携帯品係

携帯品預かり

親族・知人

進行係

司会進行・弔電整理

葬儀社

駐車場係

駐車場への案内

知人

道案内係

最寄り駅で案内と地図貼り

知人

【男性】喪主の世話役の服装

髪型

すっきりと整える

喪服

ブラックフォーマル

ワイシャツ

白色のワイシャツ

ネクタイ

黒色のネクタイ(※タイピンを使用しない)

靴下

黒色の無地の靴下

黒色の靴(※光沢のある素材は避ける)

ハンカチ

白色か黒色の無地

数珠

(※忘れずに持参する)

男性の場合は靴下まで配慮が回らないことがあります。しかし、椅子に座るときにズボンの裾から靴下は見えるので、必ず長丈の靴下を着用してください。

【女性】喪主の世話役の服装

髪型

すっきりとまとめる

化粧

薄化粧をする

喪服

ブラックフォーマル

(※スカートの丈の長さは膝丈が基本)

ストッキング

黒色の無地のストッキング

(※光沢のあるものを避ける)

黒色のパンプス

(※デザインが凝っているものや光沢のあるものを避ける)

バッグ

黒色の無地の靴下

黒色の鞄

(※デザインが凝っているものや光沢のあるものを避ける)

アクセサリー

一連の真珠のネックレス

(※アクセサリーは基本的に不要)

数珠

(※忘れずに持参する)

仕事の関係でマニキュアをしている方もいます。喪主の世話役を務める場合は、マニキュアを落とすようにしましょう。また、喪主の世話役でテキパキと動いていかなければいけません。そのため、ストッキングに伝線が入ることもあります。

伝線したストッキングは、印象を悪くしてしまいます。従って、予備のストッキングを持っていきましょう。

喪主やご遺族の代理を自覚した服装をしよう

喪主の世話役は、喪主の代わりに葬儀の業務を担う人のことをいいます。そのため、喪主やご遺族の代理を自覚した服装を心掛けてください。正しい服装マナーで世話役を勤めれば、故人様をはじめ、喪主、ご遺族の方に喜ばれるはずです。ぜひ、服装を守って世話役を務めてあげてください。

関連する記事
Column

葬儀の知識

葬儀の知識やマナーなどのオリジナルコラムも配信しています。

PICK UP

カテゴリ

最新のコラム