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お仏壇の購入方法とは?選び方や予算の決め方まで分かりやすく解説

お仏壇の購入方法とは?選び方や予算の決め方まで分かりやすく解説

大切な故人様やご先祖様の供養をするために設置するお仏壇。しかし、さまざまなお仏壇が販売されているため、どれを購入すれば良いか分からないという方も多いです。実際に、お仏壇は、どのように選べば良いのでしょうか?この記事では、お仏壇の購入方法について分かりやすく解説します。

お仏壇を購入する際の手順

まずは、お仏壇を購入する際の手順をご紹介します。

1.設置場所を決める

まずは、お仏壇の設置場所を決めます。自宅に仏間がある場合は伝統型タイプ。リビングなどにお仏壇を設置する場合は家具調タイプと、設置場所によって購入すべきお仏壇は異なるからです。設置場所を決めたら、寸法を測定しておきましょう。

仏教では、どの方角にも仏様がいるため、方角による吉凶はありません。しかし、真北は避けて設置することが多いです。また、直射日光が当たる場所や湿気が多い場所は避けて設置をしましょう。

デザインを決める

設置場所を決めたら、お仏壇のデザインを決めていきます。床置きタイプのお仏壇には、金仏壇・唐木仏壇・モダン仏壇があります。

・金仏壇   黒の漆塗りに金箔が貼られており、極楽浄土を彷沸する荘厳な雰囲気を持つ仏壇
・唐木仏壇  美しい木目を生かし重厚感がある仏壇
・モダン仏壇 洋室に合うようなインテリア性を重視して作られた仏壇

材質を決める

お仏壇に使用されている素材は、さまざまです。例えば、木材だけでも黒檀や紫檀の他、桑やウォールナットなどの種類があります。

また、薄板貼りや木目調プリントなどの加工方法もあります。どのような材質、加工にするかで金額は変動するため、どのような材質や加工方法にするかを決めておきましょう。

宗派を調べておく

お仏壇には、ご本尊様を祀って仏教の教えに触れます。そのため、ご先祖様や故人様の宗派を確認して位牌を作りましょう。

予算を決めておく

お仏壇の販売価格は、材料や加工手間などによって大きく変動します。数万円で購入できる仏壇もあれば、数百円する仏壇もあります。そのため、どの程度の予算にするかを決めておきましょう。

店頭で仏壇を購入する

お仏壇の購入で忘れてしまいがちなのが、お仏壇のアフターメンテナンスです。お仏壇は、長く使用するため、傷が付いてしまったり、日焼けしてしまったりすることもあるでしょう。

このようなトラブルが起きたときに、アフターメンテナンスをしてくれる店舗でお仏壇を購入しましょう。最初から1つの店舗に絞り込むのではなく、さまざまな店舗に出向いてみることをおすすめします。

お仏壇の購入に関してよくある質問

お仏壇の購入時に悩みを抱えることは珍しいことではありません。ここでは、お仏壇の購入でよくある質問をご紹介します。

Q.お仏壇の平均購入金額はいくらですか?

お仏壇の平均購入金額は約34万円です。ご先祖様や故人様を供養するために、数百万円するお仏壇を購入される方もいます。その一方で、仏具社と家具メーカーの共同開発による低価格のお仏壇も高い支持を集めています。

Q.お仏壇を購入するタイミングはいつですか?

お仏壇は、一般的に四十九日法要までに購入します。しかし、じっくり考える余裕がない場合などは一周忌に合わせてお仏壇を購入します。お仏壇は購入すると買い替える機会がないものなので、ジックリと検討しましょう。

Q.お仏壇の他に用意するものはありますか?

お仏壇とは、寺院の内陣を小型にして厨個と一体化したものの呼称です。寺院のミニチュア版がお仏壇と考えると理解しやすいでしょう。そのため、お仏壇にもご本尊様を飾る必要があります。

お仏壇の購入で後悔しないようにしましょう

お仏壇は買い替えるものではないため、後悔しないようにジックリと検討しましょう。お仏壇を購入する際の流れやポイントを把握しておけば、満足度の高いものが購入できるはずです。

この記事では、お仏壇の購入時の流れをご紹介したので、ぜひ、参考にしてみてください。

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