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空き家の片づけと遺品整理の方法

日本には846万戸もの空き家があり、住宅の総数のおよそ13.6%を占めているとされる日本(2019年4月26日総務省調べ)。問題は年々深刻化している一方、所有者が不明の空き家も多数あるとされます。

空き家の問題は誰しも関係しうる問題です。もし実家と離れている状態でご両親が亡くなると、実家が空き家となってしまいます。空き家になった実家をそのまま放置すると、後々ご自身に負担がかかりかねません。

この記事では、空き家の片付けや整理の方法や費用について説明しています。

空き家を整理するならおさえておきたいポイント

  • 空き家を放置してしまうと所有者とみなされ、都市計画税や光熱費など年間で数万円以上を支払うことに
  • 自分で空き家を片付けると、費用を抑えられ、思い出を振り返られるとともにトラブルが少なくて済む
  • 業者に依頼すれば自分で作業する手間が省け、思い出の品を誤って処分しないで済む上、遠方でも依頼できるなどのメリットがある
  • 現金や通帳、鍵類、身分証明書や遺言書など保管すべきものがある。リストを見てしっかり確認しよう

空き家整理の重要性

実家が空き家になった場合、管理方法や活用方法の相談をする方がいますが、そのような方達の多くは、実家が片付いていなくて困っているという状況なのです。実家が空き家になった場合の遺品整理は、相当な労力がかかります。そのため、空き家整理を放置する方もいるのです。しかし、空き家を放置したままでいると、所有者とみなされてしまい、空き家を維持するための費用を支払わなければいけません。

費用 金額 内容
固定資産税 数万円~数十万円/年 住宅が所在する市区町村が所有者に課す税金。市区町村が定めた不動産評価額に一定の税率をかけて算出します。
都市計画税 数万円~数十万円/年 都市計画法による市街化区域に所在する土地・建物を課税対象とする税金です。
火災保険 数万円~数十万円/年 火災保険の費用は保険の保障内容や契約期間によって大きく異なります。
光熱費 数千円~数万円/年 電気・ガス・水道の契約をそのままの状態にしておくと、未使用の場合でも、それぞれの基本使用料金が発生します。
修繕費用 業者に応じて異なる 建物が老朽化すると不具合が出てきます。この不具合を修理する修繕費がかかるます。
庭木剪定などの維持費 業者に応じて異なる 庭木が伸びすぎてしまったら、近隣トラブルになる前に剪定しなければなりません。これらに関する費用も自分で負担しなければなりません。

上記は、おおよその費用になりますが、空き家を放置してしまうと、年間で数万円以上を支払わなければいけないのです。この金額を支払うのは大きな負担となるため、空き家は速やかに処分、もしくは収益化しましょう。

チェックポイント

空き家を放置していると所有者とみなされ、固定資産税や都市計画税、光熱費などの費用を払わなければならず、年間で数万単位の出費となる。

自力で片づけることのメリット

空き家や処分や別の用途で活用する場合でも、空き家の荷物を片付けなければいけません。片付け方法には、自力で片付ける方法と業者に依頼して片付ける方法があります。それぞれに異なるメリットがあるため、まずは、自力で片付けることのメリットについて解説します。

空き家整理を自力で済ませることには、以下のようなメリットがあります。

  • 業者に依頼する費用がかからない
  • 故人との思い出を振り返ることができる
  • 第三者が回収しないのでトラブルが少ない

業者に依頼する費用がかからない

遺品整理を自力で行うメリットとして、まず考えられるのは費用が抑えられるということです。不用品の処理にのみ費用がかかる程度のため、業者に依頼する場合と比較して安い費用で行うことができます。一戸建ての遺品整理の相場は約15~80万円となっているため、これらの費用を抑えられるというのは最大のメリットと言えるでしょう。

【業者に依頼する場合の相場】
部屋の間取り 料金
1R 30,000~100,000円
1DK 30,000円~120,000円
1LDK・2DK 50,000円~250,000円
2LDK・3DK 90,000円~420,000円
3LDK・4DK 120,000円~680,000円
4LDK・5DK 150,000円~800,000円

故人との思い出を振り返ることができる

遺品整理を自力で行うと、故人との思い出を振り返ることができます。ゆっくりと1つひとつ、故人との思い出を振り返りながら、整理をすることによって、悲しみが癒されていき、前向きな気持ちになることができるのです。心を整理するキッカケになります。

第三者が回収しないのでトラブルが少ない

遺品整理は想像以上に大変です。処分して良いものかどうかを判断するにも時間がかかります。第三者の業者が入ると、処分して良いかどうかの判断が付きにくいものが多く、間違えて捨てられてしまったりして、トラブルが発生することもあります。自分だけで遺品整理をすれば、保管しておきたいものを明確に判断することができるため、遺品整理のトラブルの発生を抑えることができます。

業者に依頼して片づけることのメリット

次に、業者に依頼して片付けるメリットについて解説します。空き家整理を業者に依頼するメリットは、以下のような点です。

  • 自分で作業する手間が省ける
  • 思い出の品を誤って処分しないで済む
  • 大型家財も丁寧に運んでくれる
  • 遠方からでも依頼できる

自分で作業する手間が省ける

不要な物を捨てるだけの業務のため簡単に終わると思われがちな遺品整理ですが、まだ使用できる日用品をどこまで処分するか悩んだり、必要な書類か不要な書類か見極めることは、想像以上に大変です。 毎日、仕事に追われているビジネスパーソンの場合は、遺品整理を1日で終わらせようとしますが、そのような行動は相当なストレスになります。何度も自宅と空き家を行き来するのも大変です。そのような作業を業者に依頼すると、負荷が軽減できます。遺品整理の仕方や手順になれた業者に依頼をすれば、スムーズに整理を行っていくことができます。

思い出の品を誤って処分しないで済む

一気に不用品を片付けてしまうこともできなくありませんが、思い出の品や形見のアクセサリー、遺言書や土地の見地書などを間違えて処分しては一大事となります。生前に、どこに貴重品があるのかを知らせないまま逝去された場合は、自分で探さなければいけないため、時間がかかってしまい大変です。このような作業も、経験豊富な遺品整理士にあれば、これまでの経験則からスムーズに貴重品を見つけてもらうことができます。

大型家財も丁寧に運んでくれる

家具や家電などの場合は、1人で運び出すことが難しいものもあるでしょう。高齢の方や女性の方だと、重たい家具を動かすのは難しいです。このような大型家財も業者に依頼すれば、運び出してもらえます。

遠方からでも依頼できる

空き家と依頼者が住んでいる自宅が距離的に遠いと、行き来をするのが大変です。空き家の片づけのために、何日も会社の休みを利用したりしなければいけません。遠くから何度も行き来するのは相当なストレスが溜まります。しかし、業者に依頼をすれば、空き家の近くの業者に整理を委託することができるのです。 近頃は、立ち会いが不要で作業してもらえるケースも出てきているため、自宅から何度も訪問することができないという方は業者に依頼することも検討してみて下さい。

遺品整理の際に保管しておくべきもの・処分してよいもの

空き家の整理を業者に依頼する場合は、何を残して、何を処分すべきかを事前に決めておきましょう。業者が見ても分かるようなリストを作成しておけば、誤って捨ててしまうリスクを軽減することができます。どのようなものを保管しておき、処分すれば良いのでしょうか?ここでは、遺品整理の際に保管しておくべきものと処分してよいものをご紹介します。

【遺品整理で保管しておくべきもの】
現金 預金通帳や証券など、お金に変換することのできる資産系は保管しておきます。相続等の話になる際に、資産系の分配の仕方が曖昧であるとトラブルの原因になりかねません。大切に保管しておき、どれだけの資産があるのかを把握しておきましょう。
通帳
証券
印鑑 公共料金の支払いを始め、故人様が生前契約をしていたものを解約しなければいけません。解約手続きの際には、印鑑と身分証明書が必要になるため、大切に保管しておきます。
身分証明書
返却が必要な物 「運転免許証」「パスポート」「クレジットカード」「保険証」は、返却をしなければいけません。
鍵類 不動産を売却する場合などは、鍵類も渡さなければいけないため、大切に保管しておきます。
遺言書 財産相続のため、遺言書は大切に保管しておきます。
古美術品 骨董品はお金に換金できる可能性もあるため、大切に保管しておきます。
写真 故人様との大切な思い出は保管しておきます。
思い出の品

上記以外のものは、基本的に処分して良いものに該当しますが、本当に処分をして良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。少しでも処分に迷った場合は、残すようにしましょう。

まとめ

今回は空き家の片づけと遺品整理の方法についてのお話をしましたが、いかがでしたでしょうか。

日本では空き家問題が深刻化しています。ご自身が所有している空き家を放置していると、いずれ自身に負担がのしかかるようになります。自分の実家などが空き家になってしまった場合は、速やかに必要な処理や手続きを済ませましょう。

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最近では一日葬や直葬など、「できるだけ簡素に見送りたい」というご要望を特に多くいただきます。
しかし、「予算を抑えたい」「故人の遺志だから」という理由だけで深く考えずに決めてしまうと、思わぬトラブルが発生し、後悔や心労の残るお別れになりかねません。

葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
故人様の遺志のみならず、ご親族の意向や、故人様の交友関係、菩提寺とのお付き合いなど、
様々な観点からじっくりと検討する必要があります。

私共「葬儀コンシェル」は、頂いたご質問・ご要望に的確にお答えするのはもちろんのこと、
お客様を取り巻く様々な状況・ご要望を整理しながら、最適なお別れの形を提案させていただきます。

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