お墓・納骨

お墓の建て方と流れ

お墓の建て方と流れ

お墓は一生のうちに何度も購入するものではありません。そのため、ほとんどの方がどのようにお墓を建てる流れについて知らないことが多いのではないでしょうか?

この記事では、実際にお墓を選んでから建てるまでの流れや、墓守がいない場合でも供養するにはどのような方法があるかについてまとめた記事になります。

お墓を建てる際に考えるべき3つのこと

お墓を建てる際は、3つのポイントについて考えなければいけません。

お墓を建てる際の費用

お墓の購入には、墓石代だけではなく、区画の永代使用料や基礎工事の費用、またお墓に魂を入れるための開眼供養などの費用もかかります。

全ての費用を合わせると100万円を超えることもある高額な買い物になるので、自分の予算をどのくらいにするのか考えなければなりません。

お墓を建てる費用が足りない場合は、兄弟や親族との共同購入や、金融会社と提携している霊園でメモリアルローンなどを使って分割払いにすることも検討した方がいいでしょう。

お墓を建てる時期

火葬された遺骨は、お墓以外に埋葬することはできませんが、すぐに埋葬しなければならないものではありません。そのため、しばらくは骨壺のまま家の仏壇の近くに置いておかれる方も多いです。

実際に、亡くなられた後どのくらいでお墓を建てたのか? というアンケートの結果によると、一番多いのが、四十九日の忌明け法要の時です。法要で親族が集まるので、日を合わせてお墓を建てて開眼法要を行うケースが多いです。

また9割の方が、亡くなられてから1年後までにお墓を建てています。

墓地の場所

墓地の場所選びは慎重に行わなければなりません。

現在は、若くて足腰が丈夫でも、お墓を建てるときは自分が高齢になった時のことも考えなくてはなりません。自家用車でお墓参りに行くことを想定していても、高齢になった時に、免許を返納した場合、お墓参りに行くのも大変になってしまいます。

そうなるとやはり人気が高いのは、駅からのアクセスが便利な霊園や、市街地からほどよく近い霊園になります。

また、霊園の周りの環境も、重要なチェックポイントになります。

周りに樹木が植えられて、四季折々の花が咲くような霊園だと、故人も四季の移ろいを楽しみながらゆっくりと休むことができるのではないでしょうか?

お墓を建てるときの流れ

どのような流れでお墓が建てられるのでしょうか?

墓地や霊園情報を調べる

まずは、募集している霊園や墓地の情報を調べます。

都市部の公営霊園などは、費用が安いため人気が集中し、募集期間が限定されているものが多いので注意が必要です。また、抽選になる可能性が高いので、抽選に漏れたときのことも考えて第二希望、第三希望の霊園までリストアップしておくのがいいでしょう。

お墓の予算を決める

墓地や霊園のリストアップが終わったら、永代使用料や管理費などを考慮してお墓の予算を決めます。霊園に支払うお金以外にも、墓石代や開眼供養のお布施などの費用もかかりますので、バランスよく予算を決める必要があります。

お墓を建てる場所を決める

お墓の予算内の霊園をリストアップして、その中からお墓を建てる場所を決めます。

霊園を決めるポイントになるのは、交通アクセスや、霊園の設備・雰囲気になるので、どのポイントを重視するか、家族や親族と話合いをしながら決めるのがいいと思います。

墓石の種類を決める

霊園が決まったら、墓石の種類や大きさを決めます。石材の種類によって値段はかなり変わってきます。また、墓石のサイズが大きければ石を多く使うことになるので、値段は高くなります。

予算内を決めて墓石を決めるときは、サイズを決めて、それに見合った石材を選ぶか、希望する石材があるならば、その石材を使って予算内に収まるサイズを決めるという二つの方法があります。

石材店を決める

墓石を実際に購入する石材店を決めます。購入時には、墓石の種類の他に、デザインはどうするのか? 彫刻する文字はどうするのか? など詳細も決めなければなりません。

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お墓の基礎工事も通常は墓石を購入した石材店が行いますので、墓石の代金以外にも施工代金についても確認しておきます。

石材店によって、墓石の価格や施工価格に差があることも考慮して、複数の石材店に見積もりを依頼して、予算に合った石材店を決めましょう。

霊園によっては、施工する石材店が指定されている場合がありますので、業者が指定されているかどうか確認する必要があります。

お墓の施工開始

お墓の基礎工事は、かなり時間がかかるものです。一般的に90日以上の工事になることが多いので、いつまでにお墓が完成すればいいのか、逆算してから、日にちに余裕をもって工事の依頼をします。

開眼供養

お墓を建てただけでは、ただの石の塊です。僧侶が墓前で読経をして、お墓に故人や先祖の魂を込める「開眼供養」を行って初めてお墓になるのです。

開眼供養は、親族が集まる、四十九日の忌明け法要や、1周忌法要で行われることが多いです。お彼岸やお盆などは、読経をしてくれる僧侶の予定が詰まっていて、予約が取れない場合もありますので、開眼供養を行う日取りが決まったら、なるべく早く連絡をしておく必要があります。

墓守がいない場合のお墓の作り方

お墓はその家の長男が代々受け継ぐことが慣習となっていましたが、最近の少子高齢化により、お墓を建てても墓守がいないケースが増えて来ています。自分がこの世を去ったときに墓守がいない場合は、どのようにお墓を建てるのがいいのでしょうか?

永代供養菩

一定の費用を納めることで、その後寺院や霊園の経営が存続する限り、お墓の管理や供養を行ってもらえます。

合祀墓

永代供養の方式の一つで、個別に遺骨を埋葬するのではなく、霊園や寺院のシンボルの下に他の方の遺骨を一緒に埋葬される形式です。合祀した後は、管理費を支払う必要がなく、墓守がいなくても、永代供養を行ってもらえます。

合祀すると、他の方の遺骨と混じり合ってしまうので、考えが変わって、新しくお墓を建てるために、遺骨を取り出そうとしても不可能なので、合祀を決定する前に、家族や親族とよく話し合いをする必要があります。

期限付き墓

自分の生きている間は、墓守をしたいと希望する方におすすめなのは、期限付き墓です。一定の期限を定めてその間、墓地や霊園の区画をレンタルする形になるので、期間内は、墓石に名前を刻んで、一般のお墓のようにお墓参りなどをすることができます。

一定期間が過ぎた後は、納骨堂や合祀墓に遺骨を移動し、その後は永代供養を行います。

納骨堂

納骨堂は寺院などの施設の中にあるスペースを借りて骨壺を預けるシステムです。

納骨堂を借りる期間によって費用が変わってきます。最初に費用を支払っておくことで、預け入れる期間が終了したときは、骨壺から遺骨を取り出し、合祀してその後永代供養を行うところが多いです。

樹木葬

樹木葬の場合、供養の方法が2種類あります。

一つは、霊園の中にあるシンボルとなる大きな樹木の下や、花壇などの近くに合祀するタイプ。もう一つは、一定期間は区画を借りて、自分で植樹した下に個々に骨壺を埋葬するタイプです。

区画を借りるタイプも一定期間が過ぎた後は、シンボルとなる樹木や花壇の下に合祀されてその後永代供養が行われます。

お墓を建てる際に良くある質問

お墓を建てるときには、どのような不安や疑問が多いのでしょうか? よくある質問を紹介します。

お墓は西向きが良いと聞きますが、方角のルールはありますか?

お墓の向きは「西」がいいと言われている理由は、「西方浄土」の考え方でお釈迦様がいる極楽浄土が西にあり、その方向を向いているのがいいとされているからです。

しかし、考えてみると墓参りの時などはお墓に向かって手を合わせるので、お釈迦様に対して背中を向けていることになります。そう考えると、一概に西向きがいいとは言い切れないのではないでしょうか?

他の方角についてはどのように言われているか見てみましょう。

南向き

南向きは日当たりがいいので、お墓の正面を常に明るく照らします。特に縁起が悪いとされていることもなく、ご先祖さまに明るい日差しをたっぷりと浴びて欲しいならば、南向きもいいと思います。

東向き

西向きとは逆ですが「西方浄土」の考え方からすると、墓参りなどで、お釈迦様に向かって手を合わせることができるので好まれる方もいます。

北向き

お釈迦様が入滅したときに北の方角に枕を置いていたことから「北枕」は縁起が悪いと言われることがあります。しかし、風水では北の方角はいいとされているので、一概に悪いとは言い切れません。

ただし、北向きで日当たりが悪いと、水はけが悪く、墓石がいつも湿った状態になるので、清潔感が損なわれてしまう可能性があります。

整備された霊園ではお墓が一列に並び、背中合わせの状態で対になっていますので、一方が西向きならば、もう一方は東になります。特に、自分自身拘りがなければお墓の向きについては深く考える必要はないでしょう。

30代や40代でお墓を建てる方はどれぐらいいますか?

人間には寿命があります。現在の日本では男性は81歳、女性は87歳とかなりの長寿なので、終活をするのは70や80を過ぎてからと考える方も多いですが、不幸は突然襲ってくるものです。

早い時期からお墓を検討するなどの終活を行うことも珍しいことではありません。

実際に、楽天が行ったアンケート調査の結果では、終活を始めたい時期として、30代からが8%、40代からが11%という結果が出ているので、20%近くの方が30~40代で終活について考え始めているということがわかります。

生前にお墓を建てることは、節税対策にもなるので、30代や40代でお墓を建てる人も最近では増えて来ているようです。

ペットが亡くなりました。自宅の庭にお墓は作れますか?

墓地や霊園以外に遺骨や遺体を埋葬することは法律で禁止されていますが、これはあくまでも人間の遺骨や遺体についてになりますので、ペットの遺体を自宅の庭に埋葬してお墓を作るのは全く問題がありません。

但し、遺体をそのまま埋めると衛生上問題が起きる可能性があるので、埋葬するときは、深く穴を掘って埋めるとか、ペット霊園などで火葬を行ってもらい、遺骨を埋葬するようにした方がいいでしょう。

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葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
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