お墓・納骨

お墓の年間管理料とはなにか?何に使用されるの?

お墓の年間管理料とはなにか?何に使用されるの?

年間管理料とは何か

墓地の年間管理料は、墓地や霊園の園路やお手洗い設備、水汲み場など霊園の共有スペースの管理のために支払うものです。

賃貸住宅の管理料と似ています。高いものではありませんが、毎年、支払わなければいけません。1年分の請求書が送付されてくるので、その請求書で支払います。

管理料を支払っても、先祖様のお墓の掃除は自分自身で行わなければいけません。なぜなら、年間管理料は共有スペースの管理の料金だからです。

賃貸住宅の場合、マンションの場合などのエントランスは、業者が掃除してくれますが、部屋の掃除は個人で行わなければいけません。このようなマンションの管理体制と墓地の管理体制は非常に似ています。

先祖代々続くお墓は、自分たちで掃除をしなければいけませんが、共有スペースなどは墓地や霊園の運営元が掃除をしてくれます。共有スペースを整えてもらうために支払うのです。

チェックポイント

年間管理料は、寺院の設備や共有スペースの管理のために支払う料金です。

年間管理料は必ず納めなければならないの?

年間管理料は、指定日に1年分を支払わなければいけません。1年間分の料金は安いですが、3年間、5年間、10年間の払い続けると高額となり経済的に圧迫されることもるでしょう。そのため、年間管理料を払いたくないと思う方もいると思います。

また「今年度の年間管理料〇〇〇〇〇円を〇月〇日までに納付してください」という請求書が突然届いて驚くというようなトラブルも相次いでいます。大抵の場合は「親御さんが、生前に前払いしていたが、その期限が終了したための請求書であることが多いのですが、今までお墓の継承に無関心だったため、自分がお墓の所有者で毎年管理料を支払わなければいけない立場であることを忘れていたというような方も増えています。

このような人達は「必ず納めなければならないの?」と思っていることでしょう。結論をお伝えすると、支払わなければ永代権が抹消されてしまうため、納付するように心がけなければいけません。

永代権抹消と未払い請求

厚生労働省が公表している「墓地埋葬法」では、3年以上の管理料の滞納が認められた場合は、永代使用権を抹消しても良いという規定があります。そのため、3年以上滞納した場合は、永代使用権が抹消されてしまうということになります。

お墓の中には、ご先祖様の遺骨が納められているわけですし、ご先祖様が住職とのお付き合いをしていた関係から、お寺側も期限が到来してもお墓を処分するという事は出来ないでしょう。

とくに、故人が生前に前払いをして供養を依頼していた場合は、何年もお経をあげて供養していたはずです。そうであれば、心情的にお墓を処分できないでしょう。

お寺側に迷惑をかけないためにも、両者が納得できるような形で問題が解決できるのが理想です。

そのため、お墓を承継したら、自分自身のお墓に関心を寄せて、年間管理料の支払を継続していくように心がけてください。また、未払いの請求書が届いた場合は、無視をせずに、請求先のお寺や霊園に確認してみてください。

どうしても経済的に負担ができないという場合でも、無視をせずにお寺にまずは相談してください。一言あるだけでも寺院側は安心できるはずです。長く良好な関係でお付き合いをしていくためには、請求書が届いて無視し続けるというような態度を取るのは絶対に控えましょう。

チェックポイント

年間管理賞を滞納してしまうと、永代使用権は抹消してしまいます。お墓はご先祖様の遺骨が納められており、住職も長年供養をしてきたため、使用権を抹消しづらいものです。そのため、年間管理料は支払うように心がけましょう。

年間管理料は何に使用されるのか

毎年支払わなければいけない年か管理料は何に使用されるのでしょうか?年間管理料の使い道は、寺院墓地か、公営墓地か、民営墓地かで異なります。

寺院墓地の場合

墓地全体の清掃や道具の手入れ、水道使用量などに使用されます。お墓参りをする際に、手桶や柄杓を使用した方もいると思います。このようにお墓参りがしやすい環境を整備するために年間管理料が充てられます。

公営墓地の場合

税金で経営が賄われています。他の墓地と比較しても年間管理料は非常に安いです。そのため、公営墓地で支払った年間管理料は水道光熱費などに充てられることが多いです。料金は非常に安く魅力的ですが、お墓参りに必要な桶や柄杓は持参しなければいけないというデメリットもあります。

民営墓地の場合

設備の充実度に応じて年間管理料の金額は変動します。法要会館や休憩所があったり、送迎用のマイクロバスが運行されていたりする場合は、それらのサービスを維持するために割り当てられます。そのため、設備が充実している民営墓地の方が年間管理料も高額となります。

チェックポイント

墓地には「寺院墓地」「公営墓地」「民営墓地」があり、それぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

年間管理料の平均的な相場

墓地使用料は、立地条件や利便性、開発費用、施設や設備の充実度などによって変動しますが、首都圏などは土地代金が高いため、墓地使用料は高くなりがちです。また、墓所の広さが広くなればなるほど、年間管理料の金額の相場は高くなります。さまざまな要件で金額が変わる年間管理料の金額の相場ですが、ここでは、運営主体別の相場をご紹介します。

寺院墓地:1万円~2万円

寺院墓地は、宗教法人が管理・運営している墓地です。墓地だけではなくお寺の管理も含まれているため、平均的な相場は1万円~2万円です。他の墓地と比較すると割高になりますが、寺院墓地の場合は檀家になると、お布施や寄付などもかかります。これらの費用も支払わなければいけないので、年間の出費は高額となります。

民営墓地:5千円~1万5千円

民営墓地は公園型の明るい墓地が多いです。年間管理料の相場に幅があるのは、都市部の墓地か郊外墓地かで料金が大きく変動するためです。大きな霊園では斎場ホールが併設されており、そこで法要を行うこともできます。

また、民営墓地の区画はさまざまな広さのものが販売されています。墓地によっては、マイクロバスが運行していたり、食事ができる施設がある場所もあります。このように充実した設備のある民営墓地に申し込んだ場合も、年間管理料は高額となります。

公営墓地:5千円以下

公営墓地は、都道府県や市区町村などの自治体が運営している墓地のことをいいますが、年間管理料の平均相場は5千円以下となっています。公営墓地は税金で運営が成り立っているため、他の墓地と比較すると設備が充実していませんが、その分年間管理料が安く、多くの方から人気を集めています。そのため、公営墓地は抽選になります。

また、この抽選会は誰でも申し込みができるわけではなくて、その市区町村に長年住んでいることや遺骨がある方などの諸条件があります。この諸条件に該当しなければ抽選に申し込むことはできません。また、何度も抽選に応募しても当たらないという方もいるのが現状です。

年間管理料の支払方法

年間管理料の支払方法は各墓所に応じて異なりますが、自動引き落としや振り込みが一般的に多いです。しかし、昔ながらの墓所窓口で支払いする方法も残っています。民間墓地の場合は、基本的に寄付やお布施は必要ないため、年間管理料のみを支払うところが多数です。

チェックポイント

年間管理料は施設の設備の充実度などに応じて変動します。そのため、比較検討する際は一社に絞り込まずに複数社を比較してみましょう。

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