故人が亡くなった後に行われる四十九日法要までに、新しいお仏壇を購入します。お仏壇を購入すると、さまざまな仏具のお飾りがセットになって付いてきますが、どのように飾るべきか分からないという方も多いです。
実際に、どのように飾るのでしょうか?どのような仏具がお仏壇とセットで付いてくるのでしょうか?ここでは、お仏壇の基本的な飾り方をご紹介します。ぜひ、お仏壇のご購入を検討されている方は、この記事を参考にしてみてください。
お仏壇の基本的な飾りは、下記の通りです。宗派を超えたお仏壇の飾り方を覚えておきましょう。
【お仏壇の基本的な飾り方】
1.最上段の中央にご本尊様を祀る
2.ご本尊様の左右に宗祖名号が描かれた掛け軸を掻ける
3.1段下の場所に位牌を置く(※ご本尊様が隠れないようにする)
4.さらに1段下の場所に仏器膳を置く
5.仏器膳の左右に高月(高坏)を置く
6.最下段に花立・香炉・火立・マッチ消・リンを置く
ご本尊様 | 宗教の信仰対象物となる仏像 |
位牌 | 祭祀のために死者の戒名や法名、法号を記した木の板 |
仏器膳 | 仏様にお供えをする精神料理の器 |
高月(高坏) | お供え物を盛るための足つきの台 |
花立 | 花を挿すための器 |
香炉 | お香を焚くために使用する器 |
火立 | ロウソクの火を灯すための仏具 |
マッチ消 | お香の燃えカスを入れるための仏具 |
リン | お椀型の鈴 |
基本的なお仏壇の飾り方をご紹介しましたが、よくある質問について確認しておきましょう。
お仏壇は、お墓参りと同等の役割を担うものです。そのため、お参りがしやすい場所に安置しましょう。長く愛用するために、直射日光が当たらず、湿気が少ない場所に安置することをおすすめします。
お仏壇を安置する方角に吉凶はありません。しかし、北向きは避けるのが一般的です。また、お仏壇の高さにも注意をしましょう。座ってお参りする場合は、目の高さにご本尊様があるように設置します。立ってお参りする場合は、胸元の高さにご本尊様があるように設置をしましょう。
今回は、お仏壇の基本的な飾り方をご紹介しました。従来は、お仏壇の飾り方は宗派によって異なると言われていました。しかし、近年では、宗派を超えたお仏壇の基本の飾り方があります。この記事では、仏具の名称や役割についても解説しています。ぜひ、この記事を参考にしてお仏壇を飾ってみてください。
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最近では一日葬や直葬など、「できるだけ簡素に見送りたい」というご要望を特に多くいただきます。
しかし、「予算を抑えたい」「故人の遺志だから」という理由だけで深く考えずに決めてしまうと、思わぬトラブルが発生し、後悔や心労の残るお別れになりかねません。
葬儀の規模や内容の決定にあたっては、
故人様の遺志のみならず、ご親族の意向や、故人様の交友関係、菩提寺とのお付き合いなど、
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