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御魂入れ(開眼供養)とは?手続きの流れについて分かりやすく解説!

御魂入れ(開眼供養)とは?手続きの流れについて分かりやすく解説!

御魂入れ(開眼供養)をご存知ですか?これらは、故人やご先祖様の供養のためにおこなう大切なものです。これから、お墓や仏壇を購入する予定の方は、御魂入れの意味を理解しておきましょう。この記事では、御魂入れについて分かりやすく解説します。

御魂入れ(開眼供養)とは

御魂入れ(開眼供養)とは、仏壇やお墓を購入したときに営むものです。仏壇やお墓に魂を宿すことで、礼拝の対象になります。魂を宿すために、菩提寺の僧侶に読経をしてもらいます。

地域や宗派によって「開眼法要」「お性根入れ」など呼び方が変わることも覚えておきましょう。

御魂入れ(開眼供養)をする対象

魂を宿す対象には、次のようなものが挙げられます。

仏壇

仏壇を購入したときに、御魂入れが必要です。仏具店で仏壇を購入した場合は、契約時に担当者から御魂入れの説明をしてもらえます。そのため、御魂入れのし忘れを防止できるでしょう。

しかし、インターネットで購入した場合は、説明書が同梱されているのみ。そのため、御魂入れを忘れてしまう恐れがあります。

位牌

忌明けまで、ご先祖の魂は現世を彷徨っていると言われており、四十九日法要で魂はあの世に逝くと言われています。そのため、四十九日法要に白木位牌から本位牌に魂を移します。

本位牌を祭壇に飾るときに、御魂入れをしてもらいます。不要になった白木位牌は、菩提寺に納めましょう。

お墓

近年では、自宅近くにお墓の引越しをさせる方も増えていきます。このような場合には、御魂抜きと御魂入れが必要になります。セットで行うことを覚えておきましょう。

御魂入れ(開眼供養)の流れ

次に、御魂入れの流れを押さえておきましょう。ここでは、お墓の御魂入れの手順について解説します。

墓地を準備する

新しくお墓を建てる場合は、石材店と打ち合わせします。お墓の完成日について聞いておき、お供え物を準備しておきましょう。

また、儀式当日に墓地周辺をキレイにしておくと、法事がスムーズに始められます。参列してくれる親族や友人、僧侶のためにも事前に掃除をしておきましょう。

会食会場を準備する

会食は、墓地や霊園に併設されている会場を使用して行われることが多いです。しかし、必ず併設の会場で行う必要はありません。

故人様が生前に大好きだった好物を食べて思い出に浸りたいこともあるでしょう。このような理由で、別会場を希望する場合は、バスやタクシーの手配を忘れずにしてください。

僧侶の日程調整をする

菩提寺がある場合は、寺院の僧侶に読経を依頼してください。菩提寺がない場合は、別途、僧侶の方を手配しなければいけません。

どこに依頼すればよいか分からない場合は、石材店に相談をしてみてください。お店のネットワークで僧侶の方を紹介してもらえます。また、インターネットを活用して僧侶を手配することも可能です。僧侶の方と日程調整をしましょう。

参列者に連絡をする

御魂入れの法事の日程が決まったら、早めに参列者に連絡します。どこまでの範囲まで呼べるかなど細かくルールは定められていませんが、親族や友人をお招きすることが多いです。案内状には、日時と所要時間、住所と地図を載せておきましょう。

お金を準備する

御魂入れに必要なお金を準備しておきましょう。

御布施

30,000円~50,000円

御車代

10,000円

墓地管理者

10,000円

引き出物

5,000円~10,000円/人

会食費用

5,000円/人

法事・法要を行う

決めた日時に法事を行います。大まかな流れは、以下の通りです。

1. お墓を掃除する
2. お墓にお供え物をする
3. 本堂で読経をしてもらう
4. お墓に移動する
5. お墓の前で読経してもらう
6. お焼香をする
7. 会食をする

御魂入れ(開眼供養)は忘れずに行おう

仏壇やお墓、位牌は、御魂入れをしてもらうことで礼拝対象となります。そのため、これから、お墓や仏壇を購入予定の方は、どのような方法で行うかを覚えておきましょう。

準備方法や儀式の流れを覚えておくことでスムーズな対応ができるはずです。ぜひ、この記事を参考に準備をしてみてください。

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