供養

法要の挨拶の例文をご紹介!故人の冥福と参列への感謝の伝え方

法要の挨拶の例文をご紹介!故人の冥福と参列への感謝の伝え方

法要は、故人様があの世に行き、安らかに眠れるように供養するために行われるものです。故人様を偲び、参列してくださる方に感謝を伝えるためにも、法要の挨拶の仕方を覚えておきましょう。この記事では、法要の挨拶の仕方を例文付きで分かりやすく解説します。

法要とは

法要とは、故人様の供養をするための儀式のことをいいます。法要には忌日法要と年忌法要があります。なぜ、法要を行うのかを理解しておくことで、正しい心構えで故人の冥福が祈れるでしょう。ここでは、簡単に各法要の意味について解説します。

忌日法要

初七日法要(7日目)

故人様が無事に三途の川を渡れるように、故人と所縁のあった人で祈る

二七日法要(14日目)

故人様が生前で犯した罪の審判が下されるため、罪を軽減されることを祈る

三七日法要(21日目)

親族と僧侶のみで行われる小規模の法要

各王から生前の罪に対しての裁きを受ける

(※これらの法要は省略されることが多い)

四七日法要(28日目)

五七日法要(35日目)

六七日法要(42日目)

七七日法要(49日目)

これまで受けた裁きの結果から、来世でどのような世界に行くかが決まる

百カ日法要(100日目)

ご遺族が故人様を失くした悲しみから解放される日

年忌法要

一周忌

年忌法要の中でも大切とされており、故人と所縁のあった人が参列する

三回忌

故人を失ってから、2年後の命日に行う法要

(※以降の法要に関しては行わないケースが多い)

三回忌以降の年忌法要には、七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌・三十七回忌・四十三回忌・四十七回忌・五十回忌・百回忌があります。

法要の挨拶の例文

故人のご冥福を祈るためにも、正しいマナーに沿って挨拶しましょう。ここでは、法要の挨拶の仕方を例文付きで分かりやすく解説します。

法要開始の挨拶

本日はお忙しい中、ご足労頂き、誠にありがとうございました。これより、父の一周忌の法要を始めたいと思います。それでは、ご住職様、宜しくお願い致します。

お斎開始の挨拶

本日は誠にありがとうございました。このように父を偲ぶ席にお付き合いしていただき、大変嬉しく思います。ささやかではございますが、お料理を用意しました。父の思い出話をしながら、召しあがって頂ければ、何よりの供養になると思います。どうぞ、お時間の許す限りにお寛ぎください。

法要締めの挨拶

本日はお忙しい中で、最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました。そろそろお時間となりますので、これにてお開きとさせて頂きます。これからも変わらぬご指導の程、どうぞ宜しくお願い致します。本日は誠にありがとうございました。お忘れ物のないようお気をつけてお帰り下さいませ。

例文を参考にして法要の挨拶を準備しよう

法要は、故人様を供養するために行われる儀式で、生前に所縁のあった方が参列してくれます。みなさん、故人様のことを想って参列をしてくれているため、マナーに沿って挨拶をしましょう。この記事では、法要の挨拶の例文をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。

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